産休育休中の奨学金返済期限猶予の申請方法!「事情」欄の例文など躓きやすいポイント一覧!

奨学金猶予申請事例 マネー

4月に「奨学金返還猶予の申請を出そう!」と思い立ちました。しかし、どうしたらいいか分からないことも多く、結局5月末まで提出に時間がかかってしまいました。今回、書類を作る中で悩んだポイントと解決策をお伝えしたいと思います!

前回の記事で基本的な申請方法についてまとめています。

猶予願の「事情」ってどう書いたらいいの?

猶予願には「事情」という、猶予願いを出す理由を書く欄があります。ここが一番悩むポイントですよね。何をどう書いたらいいか分からない!という方は、私が実際に提出した文章を元にした例文をご確認ください。

<例文> 産前・産後休業や育児休業のため無給となります。出産一時金はすべて出産費用に利用予定です。(分娩費用が42万円のため、出産準備や入院時の諸費用を合わせると10万円以上不足します。)また、出産手当金と育児休業給付金は月約15万円頂ける予定ですが、家賃、食費、育児費用、光熱費等でほぼなくなってしまいます。このような理由から奨学金の返済が、困難となるため返還期限の猶予をお願いいたします。

以下に気をつけて文章を作成しました。

  • 具体的に金額や費用項目を書くこと
  • 手当金と給付金の金額を記載すること(※概算でもOKです)

猶予願の「今後の返還見通し」ってどう書いたらいいの?

こちらも例文を記載しますね。

<例文> 育児休業後、仕事に復帰致します。復帰後は収入が元に戻るので、今まで通り返済が可能となります。

産まれてみないと分からないことも多いと思いますが、現時点でどうする予定か記載してください。

苗字や住所が変わっていても大丈夫!

産休・育休を理由に猶予申請をする方の多くは、結婚したけど登録内容を変更してない…、という方も多いのではないでしょうか?私もそうでした(^^;;

電話で問い合わせたところ、登録されている内容が旧姓や旧住所のままでも、現在の状況を記入してOKとのことでした。日本学生支援機構の方で登録変更してくれるそうです。

提出時期について

基本的に猶予開始希望月の2ヶ月前には申請を行います。私の場合は平成30年7月〜平成31年4月までの猶予希望なので平成30年5月末を目安に申請を行いました。尚、上記は日本学生支援機構に電話で問い合わせを行って確認をしています。(2018.05.25時点)状況によっては審査に時間がかかる可能性があるので、心配な方は電話での確認をオススメします。
 
また、審査結果が出るまで支払いは猶予になりません。そのため、結果が出るまでは支払いが滞らないようにしましょう。
 
当月・来月を希望される場合は、日本学生支援機構に電話で問い合わせをしてみてください。電話で確認したところ「引き落とし口座を残高不足にして引き落としができないようにする」という方法があるようです。
 
ただし、猶予申請が通る前なので支払延滞となり、場合によっては保証人に延滞の連絡が入ったり、信用に傷がつく可能性があるので、必ず確認をしてから実施してください。(今回の確認では明確な回答を得られませんでした…)

返還猶予が決まると保証人に連絡が入る

返還期間猶予が決まると、保証人にも返済が猶予された旨の連絡が入ります。そのため、返還期間の猶予願いを出す場合は、念のため保証人にも連絡を入れましょう。

申請結果について

5月末に申請書類を郵送したので、2018年6月4日時点では結果が出ていません。妊娠出産はお金がかかるので、奨学金の返還猶予がないと家計が厳しい状況になるので、申請結果が出るまでドキドキです…。猶予の結果が届いたら報告しますね。

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